ジャレド・ダイアモンド 著 (草思社)
ダイアモンドは文明論を幅広い知識から論じた「銃・病原菌・鉄」の著者として知られていますね。
本書は、過去の様々な文明が文明がどのような原因で滅びていったか、または、目いつ某を免れたのかを著者独自の視点から考察しています。著者は文明が崩壊する原因を次の5つの枠組みにまとめています。
- 環境被害
- 気候変動
- 近隣の敵対集団
- 友好的な取引相手
- 環境問題への社会的対応
上巻では、現代のモンタナ、イースター島、ピトケアン島とヘンダーソン島、アナサジ、マヤ、アイスランド、グリーンランドについて論じている。