文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)

ジャレド・ダイアモンド 著 (草思社

ダイアモンドは文明論を幅広い知識から論じた「銃・病原菌・鉄」の著者として知られていますね。

本書は、過去の様々な文明が文明がどのような原因で滅びていったか、または、目いつ某を免れたのかを著者独自の視点から考察しています。著者は文明が崩壊する原因を次の5つの枠組みにまとめています。

  1. 環境被害
  2. 気候変動
  3. 近隣の敵対集団
  4. 友好的な取引相手
  5. 環境問題への社会的対応

上巻では、現代のモンタナ、イースター島、ピトケアン島とヘンダーソン島、アナサジ、マヤ、アイスランドグリーンランドについて論じている。