2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

フルハウス 生命の全容 四割打者の絶滅と進化の逆説

スティーヴン・ジェイ・グールド 著 早川書房アメリカ大リーグでは、1941年にテッド・ウィリアムズ打率四割を達成していこう、四割打者は一人も出ていない。よく四割打者が絶滅してしてしまった原因は、打者の技術が低下したためなどと説明されることがある…

謎の豪族 蘇我氏

水谷 千秋 著 蘇我氏についてかいてある。

戦国の村を行く

藤木久志 著 朝日選書 中世というと、一般井は、横暴な領主と、その領主に虐げられる無力で惨めな民衆という観念が定着しているが、そういうステレオタイプが間違いだということが分かる。領主=加害者=悪、民衆=被害者=善という、単純な勧善懲悪というの…

かな その成立と変遷

小松茂美 著 岩波新書かなの成立と変遷について、書いてある。平安時代までしか書いてない。現代の日本語の筆記法が確立するまでのところに興味があったので、物足りなかった。特に明治時代のところが知りたかった。

ウミウシ学 海の宝石、その謎を探る

平野義明 著 東海大学出版会ウミウシは巻貝の仲間で、貝殻が退化して、非常に小さくなったか、全く消滅してしまったものである。貝殻という大切な鎧を捨ててしまったかわりに、体内に毒を蓄えたものが多く、この毒で捕食者から身を守っている。といっても、…

謎の大王 継体天皇

水谷千秋 著 文春新書 継体天皇にまつわる謎に関する本。読み物としては面白いことは面白かったけど、古代史というのは結局のところ何でもいえちゃうので、学問としてはあまり興味がわかない。

プランB エコ・エコノミーをめざして

レスター・ブラウン 著 ワールドウォーッチジャパン 環境問題の第一人者であるレスター・ブラウンにより、環境問題に対する対策が書いてある。

廃藩置県 「明治国家」が生まれた日

勝田政治 著 講談社選書メチエ 廃藩置県が断行されるまでの経緯が書かれている。

古代国家と軍隊 皇軍と私兵の系譜

笹山晴生 著 講談社学術文庫 とても面白かった。

稲作以前

佐々木高明 著 NHKブックス 普通の日本史の理解では、日本で農耕が始まったのは弥生時代で、縄文時代までは農耕は行われておらず、狩猟・採集が主に行われていたというものである。そして、農耕=稲作と漠然と理解している。しかし、農耕=稲作という理解…

パンの文化史

舟田詠子 著 朝日選書パンの歴史が古代から現代までまとめられている。パンというと、コムギから作られたフワフワしたパンを思い浮かべるが、実際にはもっといろいろある。まず、コムギだけではなく、ライ麦、エンバク、オオムギなど様々な穀物から作られて…

オデュッセイア(下)

ホメロス 松平千秋 訳 読んだ。

古生態図集・海の無脊椎動物

福田芳生 著 川島書店 絶滅した無脊椎動物の復元図がたくさん書いてある。少し古いが良い本。

恐竜の進化と絶滅

デイヴィッド・E・ファストフスキー+デイヴィッド・B・ワインシャペル 青土社 恐竜について系統別に詳しく書いてある。日本語版でも600ページもある大著。でも、面白かった。

オデュッセイア(上)

ホメロス 松平千秋 訳 岩波文庫 読んだ。

免疫・「自己」と「非自己」の科学

多田富雄 著 NHK BOOKS 一般向けの免疫学の入門書。難しいことは書いてないので読みやすいが、もう少し、図がたくさんあるとよかった。

ゴビ砂漠の恐竜たち

マイケル・ノヴァチェック 著 青土社モンゴルのゴビ砂漠における恐竜の化石探索について書いてある。半分以上は、冒険についてかいてある。古生物学的なことはあまり書いてない。そういうわけで、僕には余り興味の持てる内容ではなかった。