2005-01-01から1年間の記事一覧

東京裁判の正体

菅原裕 (国書刊行会)著者はA級戦犯として裁かれた荒木貞夫大将の弁護人。東京裁判の問題点が良く分かる。

ムギとヒツジの考古学

ムギとヒツジの考古学 (藤井純夫) 同成社ちょっと専門的過ぎて難しかった。

吉田茂とその時代

読み終わった。著者は日本が戦争の後遺症を克服するにはあと50年はかかるという。そして著者は言う。「二十一世紀の日本の将来のためにも、われわれの世代が生きているうちに戦争の後遺症をことごとく払拭して、次の世代のために、新しいまっさらなキャン…

吉田茂とその時代

吉田茂とその時代 (PHP文庫) 岡崎久彦 外交官とその時代シリーズの最後の一冊である。この本では日本の敗戦から、復興までを吉田茂を中心にして書かれている。外交官シリーズはわかりやすく面白いので、これも期待している。昨日から読み始めている。著…

イスタンブル

イスタンブル (慶應義塾大学出版会) 長場 紘イスタンブルの語源ですが、これはエス・テン・ポリン(Eis ten Polin)だそうである。これはギリシャ語で「町の中へ」という意味だそうだ。トルコ人がギリシャ人がエス・テン・ポリンといっているのを町の名前と…

昭和の動乱

昭和の動乱(上)(下) 重光葵 中公文庫最近、太平洋戦争に興味があったので、ちょっと前に読んだ。出版されたのが昭和27というGHQによる占領が終わって間もないというのにこんな本が出ていたとは正直驚き。太平洋戦争にいたるまでの経緯と政府の苦悩…

稲の文明

イネの文明 〜人類はいつ稲を手にしたか〜 (佐藤洋一郎) PHP新書稲の起源について著者の説がかいてある。読みやすく面白かったので、一日で読み終わった。イネの栽培がどこで始まったかはまだ確立した説はない。栽培稲にはジャポニカ種とインディカ種が…

今日は新宿の紀伊国屋で本を買った。・なっとくする相対論(松田卓也、二間瀬敏史) 講談社 ・柳条湖事件から盧溝橋事件へ(安井三吉) 研文出版の二冊。特殊相対論はローレンツ変換でおわりだからいいけど。一般相対論はちょっと難しい。特に曲率テンソルの…