土の分明史

デイビッド・モンゴメリー 著 築地書館いまいちだった。

旧約聖書に強くなる本

浅見定雄 著 日本キリスト教団出版局題名は一般向けのようだけど、内容はそこそこ高度だったし、よくまとまっていている。この本は役に立つと思った。

塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック

塩野七生 著 新潮文庫面白かった。

古代末期の形成

ピーター・ブラウン 著 慶応義塾大学出版会面白かった。

原始キリスト教

マルセル・シモン 著 久米 博 訳 白水社厳密な意味での初代キリスト教の研究、ほぼパウロ書簡と言行録のみにもとづいて、いわゆる使徒世代の初代キリスト教会が、どのように世界宗教へと発展していたのか、その決定的な時期について論証している。まあ、内容…

新約聖書

オスカー・クルマン 著 倉田 清 訳 白水社新約聖書について、成立過程についてまとめてある。基本的にはリベラルに近いと思われるが、エフェソ、コロサイ、テサロニケ2については、パウロ本人によるものという立場だ。ただし、牧会書簡、ヘブル人への手紙に…

旧約聖書[改訂新版]

エドモン・ジャコブ 著 西村俊昭 訳 白水社旧約聖書の外観、起源、成立過程などの解説書。非常に良い。

新約聖書入門

レジス・ビュルネ 著 加藤 隆 訳 白水社新約聖書が成立した歴史的な経緯などがよくまとまっている。良い本。

聖書を読む 旧約篇

旧約聖書翻訳委員会 編 岩波書店岩波版聖書の翻訳者陣による旧約聖書の解説書。どの人も古代の言語に通じた専門家らしい。聖書の翻訳といっても解釈が難しい部分が多く、訳すのはかなり困難な作業だということが分かった。私は新共同訳しか読んだことはない…

『新約聖書』の「たとえ」を解く

加藤 隆 著 ちくま新書共観福音書に数多くあるイエスのたとえ話についての解説書。まあまあの出来ではあるが、もう少しまとまりが欲しい。

パウロからの手紙

太田 愛人 著 日本放送協会出版パウロ書簡のうち、パウロ本人によるものとされているテサロニケ書1、コリント書1・2、ガラテヤ書、およびローマ書について書かれている。

金融業と人口オーナス経済 高齢化社会における金融・経済のあり方

翁邦雄・北村行伸 編著 日本評論社これは期待外れ。人口オーナス社会においてどうすればいいのか期待して読んだが、何もなし。どうでもいいカス論文の羅列。900円くらいなら読んでもいいが、5600円も払って買って読む価値は全くなかった。

古代末期の世界 ローマ帝国はなぜキリスト教化したか?

ピーター・ブラウン 著 刀水書房なぜローマ帝国がキリスト教化したのか、その答えに期待して、本書を読んだが、答えは得られなかった。

西洋古代の奴隷制 −学説と論争

M.I.フィンレイ 編 東京大学出版会内容的にはよかったが、期待していたほどではなかった。新しい発見はそれほどなかった。

旧約聖書の預言者たち

雨宮 慧 著 NHKライブラリーおもしろかった。

これからの「正義」の話をしよう

マイケル・サンデル 著 早川書房ハーバード白熱授業にほぼそった内容となっているが、あらためて読んでみてもいろいろと考えるところがあった。

グローバリゼーション人類5万年のドラマ

ナヤン・チャンダ 著 NTT出版あまりたいしたことのなさそうな本だったが時間つぶしに読んだ。

哲学と現実世界 カール・ポパー入門

ブライアン・マギー 著 恒星社厚生閣とりあえず、まずは、ポパーの入門書からはじめた。分かりやすくてよい。以下、メモ。実際、ポパーは、一般に「・・・とは何か」という問いは無用だと断言する。 (中略) 本当に重要な問いは、「こうした状況においてわ…

ブラック・スワン 不確実性とリスクの本質

ナシーム・ニコラス・タレブ 著 ダイヤモンド社不確実性とリスクの本質とは何か?それは不確実性あるいはリスクというのは、ガウス分布(ベル・カーブ)に従うのではなく、マンデルブロ的であるということだ。別の言い方で言えば、ガウス分布ではテールの事…

民主主義 古代と現代

M.I.フィンリー 著 講談社学術文庫まあまあ面白かった。

日本仏教史 思想史としてのアプローチ

末木文美士 著 新潮文庫日本の仏教はよくわからないので、これを読んでみたが、結局良く分からずじまいだった。そもそもこの本の著者も日本の仏教は良く分からないということは前提で、その上で日本の仏教の歴史を思想史という文脈で説明したものだった。

オデュッセウスの世界

M.I.フィンリー 著 岩波文庫ホメロスを読んだのが大分前だったからちょっと忘れていたが、まあまあだった。

平家物語 四

岩波文庫読み終わった。

タルムード入門 II

A.コーヘン 著 教文館第三巻は法律の話やメシアの話があったので、少し面白かった。

思考する豚

ライアル・ワトソン 著 木楽舎いまいちだった。

タルムード入門 II

A.コーヘン 著 教文館あまり面白くなかった。タルムードの原文があまりかかれておらず、分かりにくい。

世界の奴隷制の歴史

オルランド・パターソン 著 明石書店大著だったが期待していたよりも良かった。

ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか

シュロモー・サンド 著 武田ランダムハウスジャパンヨーロッパやアフリカ、中東にいるユダヤ人は第二神殿崩壊後にユダヤから追放されたユダヤ人の子孫だと漠然と思っていたが、どうやらそうではないらしい。

日本史に出てくる官職と位階のことがわかる本

新人物往来社 編内容がしょぼすぎて買って損した。残念な本。

タルムード入門 I

A.コーヘン 著 教文館タルムードの出来た背景や歴史よりも、内容そのものを解説しているためあまり良く分からないし、それほど面白いとは思わなかった。