2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

クォーク 第2版 素粒子物理学はどこまで進んだか

南部陽一郎 BLUE BACKS面白かった。ブルーバックスだったが、レベルは落としているわけではない。とてもよく分かった。

クセノポン 小品集

松本 仁助 著 京都大学学術出版会かって読む必要はなかった。

ヴェルサイユ条約 マックス・ウェーバーとドイツの講和

牧野雅彦 著 中公新書あまり面白くなかった。

古代の神社と祭り

三宅 和朗 著 吉川弘文館神道はもともと自然にある山や木にやどる神々を信仰するという自然信仰だったが、天武・持統朝のころから現在のような常設の神社をつくるよう朝廷からしばしば命令がだされた。神々はずっと同じところにいるのではなく、移動し続ける…

ネアンデルタール人の正体 彼らの「悩み」に迫る

赤澤 威 編著 朝日選書本書は、ネアンデルタール人についてのシンポジウムの発表者11人がそれぞれ一章ずつ担当している。著者がたくさんいる本は何が言いたいのかはっきりしないことがあるが、本書の場合は11人がそれぞれ自分の専門分野の視点から書いて…

お殿様たちの出世 江戸幕府老中への道

山本博文 著 新潮選書初代老中である本多正信、大久保忠隣から、最後の老中稲葉正邦までのすべての老中が登場する。老中というと、幕府の政治をつかさどる役職である。しかし、老中になるのは必ずしも大大名というわけではなく、通常は石高5万石程度の中堅…

戦国仏教 中世社会と日蓮宗

湯浅治久 著 中公新書浄土宗、浄土真宗、日蓮宗など、鎌倉時代に生まれたこれらの宗派は一般に鎌倉仏教と呼ばれる。しかし、このような認識が誤りである。確かにこれらは鎌倉時代に生まれたが、鎌倉時代に力を持っていたのは、天台宗や真言宗などあるいは奈…

マラケシュの偽化石 下

スティーブン・ジェイ・グールド 著 早川書房 面白かった。