2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

原始キリスト教

マルセル・シモン 著 久米 博 訳 白水社厳密な意味での初代キリスト教の研究、ほぼパウロ書簡と言行録のみにもとづいて、いわゆる使徒世代の初代キリスト教会が、どのように世界宗教へと発展していたのか、その決定的な時期について論証している。まあ、内容…

新約聖書

オスカー・クルマン 著 倉田 清 訳 白水社新約聖書について、成立過程についてまとめてある。基本的にはリベラルに近いと思われるが、エフェソ、コロサイ、テサロニケ2については、パウロ本人によるものという立場だ。ただし、牧会書簡、ヘブル人への手紙に…

旧約聖書[改訂新版]

エドモン・ジャコブ 著 西村俊昭 訳 白水社旧約聖書の外観、起源、成立過程などの解説書。非常に良い。