2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ワンダフル・ライフ バージェス頁岩と生物進化の物語

スティーブン・ジェイ・グールド 著 ハヤカワ文庫 折角、書いたのにはてなのサーバーのせいで、もういっぺん書き直し。グールドは、断続的進化論者で、進化学者として有名なドーキンスの宿敵である。ドーキンスといえば「利己的な遺伝子」があまりにも有名だ…

現代会計学 第7版

新井清光 著 加古宜士 補訂 中央経済社会計学の入門書の決定版。基礎的なところをちゃんと説明してあり、また、説明が論理的で分かりやすい。

日本海軍が良く分かる事典

太平洋戦争研究会 PHP文庫 「日本陸軍が良く分かる事典」の姉妹書。

古生物学入門

間嶋隆一 池谷仙之 著 朝倉書店古生物の入門書だが、著者の専門とする貝に関する話が多く、あまり面白くは無い。

日本陸軍がよくわかる事典

太平洋戦争研究会 PHP文庫日本陸軍の歴史、構造、兵器などについて詳しく書いてある本。

基礎地球科学

西村祐二郎 編著 朝倉書店大学教育用の地球科学の初歩的な教科書。

◆ロボット?

カウンターの増え方が毎日一定なのは、ロボットか何かが定期的に踏んでるからだろうか?人間の人がこのメッセージを見たら「aaa」とかでもいいので、コメントをお願いします。

語学と文学の間

大野 晋 著 岩波現代文庫国語学者の大野晋氏の7つの論文を集めた論文集。大野さんの本は何年も前に数冊読んでいらい久しぶりである。1.「語学と文学の間」 上代特殊仮名遣いを初めに発見したのは、いわずと知れた本居宣長である。一方、本居宣長は源氏物語…

ソシュールと言語学

町田 健 著 講談社現代新書これを書いていてはじめて気づいたが、これは講談社現代新書だったとは。あの安っぽい黄色いカバーをやめたんだ。本書の内容は、ソシュールに始まる言語学の入門書。冊数稼ぎぐらいにしかならない。

ムギの民族植物誌 フィールド調査から

阪本寧男 著 学会出版センタームギ類、特に、コムギの起源に関しては長年疑問に思っていて、数年間それに関する本を探していたが、先日、Amazonでついにこの本を発見した。題名を裏切らない名著である。コムギと一口に言っても、野生型と栽培型と大きく二つ…

グノーシス 古代キリスト教の<異端思想>

筒井賢治 著 講談社新書メチエキリスト教グノーシスの入門書。面白く分かりやすい良書。

日本中世に何が起きたか 都市と宗教と「資本主義」

網野善彦 著 羊泉社MC新書網野善彦の入門書としてよい本。日本の中世社会を考える際、従来は人口の圧倒的多数を占める農民ばかりに注目し、非農業的な産業に従事している人々を軽視していた。網野善彦はこういった史観を批判し、従来あまり省みられてこな…