原始キリスト教

マルセル・シモン 著
久米 博 訳
白水社

厳密な意味での初代キリスト教の研究、ほぼパウロ書簡と言行録のみにもとづいて、いわゆる使徒世代の初代キリスト教会が、どのように世界宗教へと発展していたのか、その決定的な時期について論証している。

まあ、内容自体はよく知っている内容だったから、あまり新しい発見というものもなかったけど。

新約聖書

オスカー・クルマン 著
倉田 清 訳
白水社

新約聖書について、成立過程についてまとめてある。基本的にはリベラルに近いと思われるが、エフェソ、コロサイ、テサロニケ2については、パウロ本人によるものという立場だ。ただし、牧会書簡、ヘブル人への手紙についてはパウロ本人によるものとはみなしていない。基本的には、公同書簡も含め、どの文書も重要な文書だという立場にある。単なる歴史趣味ではなく、信仰を深めるという立場から書いてある。