ヒトデ学 棘皮動物のミラクルワールド

本川達雄 編著
東海大学出版会
棘皮動物は、ヒトデ、クモヒトデ、ウニ、ナマコ、ウミユリの5つの網からなる。

棘皮動物の最大の特徴は、殻の硬さを変えることができるところにある。この殻は、炭酸カルシウムとキャッチ結合組織から出来ている。もう一つの特徴は、体が五放射相称であることである。

キャッチ結合組織についてもっと詳しく書いてあると良かった。しかし、キャッチ結合組織がなぜ硬さを変えることができるのか、そのメカニズムはまだ謎に包まれているので仕方が無いのかもしれない。